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- nip_rule.doc
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- =ルール解説=
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- Ver. 2.03 b
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- 麻雀的要素がけっこう入りまぢっている「にっぱち Ver. 2.03 b」には、色々
- と変わったルールがあります。そんな訳で、順に見てゆくことにしませう(笑)。
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- 0:基本的には
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- まず最初に手札が5枚づつ配られます。
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- 基本的には、台札と同じ数字か、同じ色のカードを出していきます(UNO
- と同じ要領です)。
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- 出せるカードが1枚も無いときは、山札から1枚カードを引くことになりま
- す。
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- 1:あがり
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- 手札をすべて場に出してしまえば、それで「あがり」です(当たり前!)。
- 残り1枚になると「リーチ」を宣言します。
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- なお、「リーチ」を宣言するとき、及び、「あがる」ときに場に出せるカー
- ドについては、若干の制限があります。このことについては「7:特殊札につ
- いて」を参照してください。
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- 2:あたり
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- 手札の数字をすべてたして(Joker は0扱い)、合計が13以下にならば「あ
- たりあり」を宣言します。
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- 「あたりあり」の状態のとき、じぶんの持ち札の合計と同じ数字のカードが
- 場にでてくると、そのカードを出した人に「あてる」ことができます。麻雀で
- いう「ロン」と似たような物です。
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- (例) 124 → 7が出てくるとあたり。
- Q → Qが出てくるとあたり。
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- ☆
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- (注1) 一番最初の台札で「あたった」ときは、「開局一発」になり
- ます。
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- (注2) 誰か一人でも「あたりあり」の状態にある場合は、BGMに
- コンガ(だったっけか?)が加わります(スーパーマ○オ4
- で、ヨ○シーに乗ったときみたいに(笑))。
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- 3:つぶれ・勝ち残り
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- 「にっぱち Ver. 2.03 b」では、山札が補充されません。
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- 山札がない時に出せるカードが無い場合は「つぶれ」たことになって、それ
- 以降、あたり・あがりがでるまで、競技に参加できなくなります。
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- そんでもって、自分を除く全員が「つぶれ」ると「勝ち残り」となり、「あ
- がり」と同じ扱いになります。
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- 4:ポン・カン
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- 麻雀と同様です。自分が同じ数字のカードを2枚以上持っているとき、それ
- と同じ数字のカードが場にでてくると、「ポン」もしくは「カン」を宣言して
- 順番をとばして、まとめてその2枚または3枚を場に出すことができます。
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- このとき、一番最初の台札をポン(カン)する事もできます。
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- ただし、ポン(カン)した場合にまとめてだしたカードも「あたり」の対象
- になりますからご注意ください。
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- 5:ダブルあたり・トリプルあたり
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- ポン(カン)をしたときに、手元に残るカードが1枚もないか、ジョーカー
- のみになる場合は、「ダブル(トリプル)あたり」となり、得点の高い「あた
- り」扱い(笑)になります。
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- (注意) 7のダブル、5のトリプル以上は、手札の合計が13以上です
- ので「あたりあり」を宣言する必要がありません(ダマテンと
- いうやつです)。
- また、6のダブル、4のトリプル以下は「あたりあり」の状態
- でもあるのですから、「あたり」のほうで得点を取りにいって
- も構わない訳です。ですから、待ちが高めと安めの2種類ある
- 勘定になります。
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- (例) 999 → 9が出てくるとトリプル。
- KKJo → Kが出てくるとダブル。
- 33 → 3が出てくるとダブル、6が出てくるとあたり。
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- 6:返し
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- フリコレ8版で、バグっていたために無効化されていたルールです。今回
- はちゃんと直ってるはずです(笑)。
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- 「あたり」をくらったときに、自分の手札の数字の合計も台札と同じ数字で
- あった場合は「返し」となります。得点2倍で相手に跳ね返ります。
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- (例) 2335K → Kをだしてあたられたときは「返せ」る。
- (2+3+3+5=13)
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- また、ダブル・トリプルで返すこともできます。
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- (例) 333 → 3をだしてあたられたときは「ダブル返し」。
- 4444 → 4をだしてあたられたときは「トリプル返し」。
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- 7:特殊札について
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- 「にっぱち Ver. 2.03 b」では、以下のカードが特殊札になります。
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- 8 ⇒ 自分以外の全員に1枚ずつカードを引かせることができ、
- さらに自分の番が続きます。
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- 2 ⇒ 自分以外の全員に2枚ずつカードを引かせることができ、
- さらに自分の番が続きます。
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- Joker ⇒ 台札に関係なく出すことができ、もう一枚カードを場に出
- すことができます。設定により、3枚もしくは5枚のカー
- ドを自分以外の全員に引かせることも可能です。
- ただし、無条件であがってしまうのを防止するため、山
- 札が残っていて、手札が2枚しかない場合は出すことがで
- きません。
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- ※山札がない場合は、カードを引かせることができません。
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- J ⇒ 台札に関係なく出すことができます。台札の色を指定する
- 事ができます。
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- (注意1)これらの特殊札を一番最後に出すことはできません。「あがる」
- ときは、なんでもない普通のカードでないとあがれません。
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- (注意2)手持ちの札が2枚であったとしても、山札が残っていないのであ
- れば、JOKER を出すことはできます。ただしこの場合は、即座に
- 「つぶれ」とみなされます。
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- (注意3)これらの特殊札が一番最初の台札となることは、ありません。出
- てきた場合には、山札に戻され、ふつーのカードが出るまで山札
- をめくりなおすことになります(だから、ヘタすると何回もめく
- り直しをやらかすこともあり得るんですね(^^;))。
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- 8:流れ
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- 5枚の手札が最初に配られた時点で、一定枚数の特殊札があった場合は、一方
- 的にカードを引かせたり、あがったりしてしまうことのないように「ながれ」を
- 宣言せねばならないことになってます。
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- 「ながれ」た場合はもう一度手札を配りなおすことになります(ちょうど、麻
- 雀の「九種九牌倒牌」の逆に相当するのではないでしょうか)。
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- この「一定枚数」の内容については、 nippathi.cfg の設定や、ルール設定画
- 面における設定によって、「流れ設定(1)」と「流れ設定(2)」の2つの流
- れの条件を、それぞれ以下の内容からいずれかが選択されます。
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- 流れ設定(1) 「流れなし」
- 「2・8・Joker 3枚で流れ」
- 「2・8・Joker 4枚で流れ」
- 「2・8・J・Joker 4枚で流れ」
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- 流れ設定(2) 「Jokerが何枚あっても流れない」
- 「Jokerが2枚以上で流れ」
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- nippathi.cfgに関する細かい設定については nippathi.doc の「設定」の項を
- 参照してから、書き換えるようにしてください( nippathi.cfg 内部にもある程
- 度のことは書いときましたが)。
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- 9:点数計算
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- まず、手札点の計算方法です。手札点は、手札の数字の合計に、「2」1枚
- につき×2、「Joker」1枚につき×4したものになります。で、あがり点は、
- 以下のように計算されます。
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- あがり ⇒ 全員から手札点×1
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- 勝ち残り ⇒ 全員から手札点×1
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- あたり ⇒ 振り込んだ人の手札点×2
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- ダブル ⇒ 振り込んだ人の手札点×4
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- トリプル ⇒ 振り込んだ人の手札点×8
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- 開局一発 ⇒ 全員から手札点×2
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- 返し ⇒ 「あてた」人の手札点×2で跳ね返り
- (ダブル返しは更に×2・トリプル返しは更に×4)
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- September 27, 1994
- Hoshitora.
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